ほぼリゾートしないGWセブ一人旅
なんやかんやあって、GWにセブに1人で5日間旅行してきた。せっかくなので、旅行記として残したいと思う。
前提
・マリンスポーツやリゾートにあまり興味がない。
・海外にはコロナ前よく行っていったが、フィリピンは初めて。
・海外一人旅歴は韓国1泊2日を2回ほど。
こういう人がどんなセブ旅行をしてきたのか、果たして。
1日目
始発で成田空港にGO!
順調に到着するも、チェックインカウンターが無い。何度見ても案内板に表示されていない。同志と思われる他の日本人旅行客もザワザワと集まってきた。初っ端から暗雲立ち込める。
今回乗るセブパシフィック航空8:55成田発の便はコロナ禍で休止しており、今日が再開初日。それが関係しているのか。
出発まで2時間を切ったぐらいでようやくチェックインカウンターが登場。GWで案の定保安検査場は混雑しており、間に合うのかヤキモキしながらなんとかチェックイン、搭乗口まで辿り着けた!
今回のセブ旅行は予約時点からなにかと不安点が多く、セブパシフィック航空とMessengerアプリで何度もやり取り、電話をしていた。なにかアクシデントが起こりそうな気がする…そんな気持ちを抱えた旅行だった。その勘は当たるのか?
定刻より少し遅れたが、無事出発!
座席に課金はしなかったが、運良く窓際になり外の景色を楽しむ。
機内に入った途端、すでに異国の香りがしてワクワク!機内食はオーダーせず、50PHPの甘ーいコーヒーだけいただいた。5時間のフライトはあっという間。着陸時には拍手が起こってた。修学旅行便…?もしくはみんな命の危険を感じていたのか?
初めてのマクタン・セブ空港!到着するなり、空港の綺麗さに驚く。2018年にオープンした新ターミナルとのこと。
事前に準備していたeTravelはスキャンされることなく、さらっと見せるだけだった。帰りに関しては見せることすらしなくてOK。
預け荷物受け取りも入国審査もスムーズに終わり、いざ!!!外へ!!!
暑い!!!南国だ!!!!
機内のコーヒー購入でゲットしたわずかなPHPがあったので、両替は市内のショッピングセンターですることにして、さっそくGrab。お久しぶりです。すぐに拾えた。
ところが、車は到着してるはずなのに全然落ち合えない。電話で会話するも、お互い謎英語で疎通出来ない。ターミナル入り口を行ったり来たりして、ようやく目当ての車を発見!ホテルへGO〜
タクシーの窓から景色を眺めつつ、なんだかんだ無事到着したんだな、ついに1人で来たんだな、と感慨に浸る。タクシーの運転手さんと「勉強(留学)しに来たの?」「旅行です」「1人なの?」「友達が来られなくなっちゃって…」などと会話しながら、ホテルに到着。
※滞在中この会話を何回も繰り返すことになる。
今回泊まったのは、サミットガレリアセブホテル。
元々交通費宿泊費は可能な限り縮小し、現地滞在費に回したい人間なのだが、一応今回は1人だしフィリピンは他の東南アジア諸国よりも治安が良くないから、と周りに忠言され、ショッピングセンターに直結しているホテルにした。
部屋は最上階!最上階だからか、街中では問題なかったeSIMの現地キャリアが虫の息…
そして滞在中に知ったが、ホテル周辺の治安はあまりよろしくなかった。
チェックインを済ませた時点で14時を過ぎており、お腹が空いていたため、さっそく直結するモールに繰り出す。
さて、記念すべき初セブ飯は…!どーん!
初めまして、ジョリビー!フィリピンの国民食をさっそく食べることにした。後に回して逃すのは嫌だったので!
周りの人たちはなんでチキンと小さいハンバーガー食べてるんだろうって思ったら、ハンバーガーじゃなくてご飯だった。
チキンだけ食べる→美味しい
ご飯だけ食べる→微妙
チキンとご飯とソースを混ぜて食べる→めちゃ美味しい
食べ終わり、モール内を物色しつつ両替も済ませる。悩んだが1万円のみ両替。
ジョリビーを食べたばかりだったが、旅のメインは食。まだ全然お腹が満たされていなかったので、おやつ代わりにセブ島名物のレチョンを食べたい!と思い立つ。検索すると、アラヤモールにレチョン専門店があるらしい。絶対食べておけってグルメブログに書いてある。行くしかない。
というわけで、Grabを拾ってアラヤにきた。
とにかくでかい!広い!そして人がいない!快適!!
東南アジアあるあるの、ばかでかショッピングモール大好き人間なのでテンション上がった。歩いてるだけで楽しい。とかいいつつ、レチョン目指して一直線。
お目当てはここ、フードコートにあるCNT LECHON!ランチタイムも過ぎてたからか、ご飯も残っておらず、骨なしメニューのみとのこと。250gをオーダー!
これがレチョンか…
美味しい!!!!だけどご飯欲しい!!!!美味しい!!!!!レチョン美味しい!!!
塩が強くて若干しょっぱさはあったが、それでも美味しかった。
デザートのマンゴーヨーグルトも調達。
アヤラモールを散策しつつ、夜ご飯を考える。レチョン…美味しかったな…なんかまだ有名店あるらしいな…行くか。
ということで、アヤラモールもそこそこに徒歩20分ほどにあるレチョン屋さんに向かう。どんだけ食べるんだよ。いや一応ね、治安を気にして日が暮れたらなるべく外で歩かないようにしようと思ってね、早めの夜ご飯ですよ。
ほぼ信号のない道とか、車とかバイクの多さとか、ひっきりなしに鳴るクラクションとか、凄まじい排気ガスとか、久しぶりに感じる異国にびびり、アヤラモールから脱出するまで少し時間がかかった。でも歩き出すと楽しくなってくる。そうだーー!これが私の大好きな旅行だーー!
色々気をつけながら歩いて、ようやく到着。
リコズレチョン。
夜ご飯にしてはまだ早い時間だったせいか、空いていた。注文したのは、スパイシーレチョンとガーリックライスとモンゴ。
モンゴはフィリピンの緑豆のスープで、汁物欲しさによくわからないまま注文したが、結果当たりだった。ドロっとした食感が堪らない。ただ、丼いっぱいに運ばれてきたので、さすがにお腹いっぱいになった。
どちらのレチョンも美味しかったが、個人的にはCNTの方が好みだった。少しほろっとして薄い感じ。リコズは肉厚でどっしりした食べ応え。
余談だが、1日2レチョンで塩分をこれでもかというほど摂取した結果、夜はひたすら喉が渇いてペットボトルが手放せなかった。
食後の散歩にリコズレチョンからオスメニアサークルまで歩くことにした。あれ、日が暮れたらもう外に出ない宣言は何処に。なんてったって、腹がはち切れそうなんだもの。歩かせてくれ。
セブ・プロビンシャル・キャピトルからオスメニアサークルまでは比較的舗装されていて歩きやすかったが、リコズレチョンからセブ・プロビンシャル・キャピトルまではとても歩きにくかった。夜だとどこに穴が空いているか、糞が落ちているかわからない。デンジャラス。
無事オスメニアサークルに着いたところで、お腹がこなれてきてデザートが欲しくなる。ちょうどいいところに小さめのショッピングモールがあったので、吸い寄せられるように入る。
アラヤとは異なり、地元向けの雰囲気がまた楽しい。フードコートをぶらつき、デザートをゲット!
こいつがこれまためちゃくちゃ美味しかった。85PHP。マンゴーも甘いし、上にかかってるフレークみたいなのが天才的だった。
このThristy?というなんとも魅力的な名前のお店、セブのショッピングモールによくお店の一つで、滞在中幾度となく目にした。混んでることも多く人気らしい。かくいう私もこのマンゴーフロートですっかりファンになり、見かけるたびに吸い寄せられていた。日本ではあまりこうしたジューススタンドが無く、あっても高いので、私の東南アジア大好きポイントの一つである。
そんなこんなで満足したので、Grabを呼んでホテルに戻った。この時点でまだ19時。3時起きでセブにやって来たとはいえ、いつも旅行の時は夜遅くまで歩き回っており、寝るのはまだ早い。ということで、またまた直結モールを散策。さすがにもう閉まっているお店も多く、人も少なかった。
最後にスタバで締めのコーヒーを飲み、ようやく部屋に戻る。
部屋に戻ってからは、ホテルのWi-Fiが繋がらなかったり、ゴキブリが出たりとトラブル続き。
ゴキブリは口コミで見て知っていたが、本当に出るもんなんだな。インドやカンボジアなど色んな国に旅行したが、虫は初めて。毎晩現れた。スリッパで仕留めて最初の方は一々ホテルの人を呼んだりしていたが、そのうち慣れてしまい、2日目以降は仕留めて捨ててそのまま寝るようになってしまった。Wi-Fiも結局最後まで繋がらなかった。
便利でサービスも良いホテルだったが、虫とWi-Fiに対して宿泊費を考えると、次はもう少し価格を抑えたホテルでもいいかもしれない。
ここでようやく1日目終わり。
2日目はデイユース編!